LINEの無料通話に必要なパケットとは?


LINEにはLINE同士であれば無料で通話が可能な無料通話という機能が標準搭載されており、この無料通話がトークと両壁を成すLINEの特徴的な機能であるともいえます。

この無料通話を利用した場合、通常の電話での通話とは異なり電話の回線網ではなくデータ通信を行うための通信網を使用するため、電話代金が一切かからず無料で使用することが可能になっているわけです。

この無料通話というシステムは、簡単に言えば音声をデータ化してネット回線でデータとして運ぶためその扱いがデータ使用となります。

要するに音声であってもデータ化することで写真や動画、インターネットの利用と同じ扱いに出来、音声通話料金が一切発生しないシステムとなっています。

しかし音声通話料金は発生しないといってもデータとしてのやり取りを行うため、そこにはパケット使用料というものは必ず発生することになります。

このパケット使用料は無料電話を長く使用すればするだけパケット使用料が右肩上がりに増えていくことになりますので、無料電話だからいくら話しても料金は発生しないというわけではなく、パケット通信量はどんどん増加していきますのでその点には注意が必要となります。

LINEの無料電話を使用した場合のパケット通信量は1分間無料電話を使用した場合にはおよそ0.3MBのパケット通信量が発生することになります。

1時間話をした場合はおよそ18MBのパケット通信量が発生することになります。

そのため契約しているパケットの容量で話が出来る時間が大きく異なり、最も安い2GBのパケット契約の場合は約111時間、5GBのパケット契約であれば約277時間のLINE無料電話が可能になります。

そう考えれば無料電話を多少長めに使用しても問題ないように感じますが、パケットを利用するのはLINEの無料電話だけではなく、トークでの利用や写真を送る、ユーチューブなどの動画を見る、インターネットを利用するといったことにも利用しますので、意外と他の用途で使用してしまい無料電話を使用できるだけのパケットが残っていないということも考えられます。

そんなときにはwifiを利用するとパケットの消費が無い状態で何時間でもLINEの無料電話が利用出来ますので、パケット通信だけではなくwifiを上手に利用することでLINEの無料電話をさらに便利に使用できるでしょう。

Wifiの利用の場合はwifiエリア内でないと使用できませんが、自宅のwifiであれば自宅にいる間は無料電話し放題の状態になりますし、無料電話でパケットを消費することがなくなるので他の用途にパケットを回すというメリットも生まれます。

パケットの無駄遣いを防止するのにも役立ちますので、無料通話は出来るだけwifiを利用すると良いのではないでしょうか。

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