LINEをPC版で使うメリットは色々ありますが、大きな利点の1つは、LINEの無料通話を使うのに、便利な面が多いことです。
例えば、電池切れを気にせずに話せたり、有線回線で、安定した通話ができたりします。
また、スマホだと負荷がかかり、不安定になりがちな、ビデオ通話(お互いのカメラ映像を送り合った通話)もスムーズにやりやすいです。
離れた場所の友だちや恋人、実家の家族などと、顔を見せて話ができるのは、非常に楽しい体験です。
そこで、ここでは、LINEのPC版で、Webカメラを使ったビデオ通話の方法について、説明します。
まず、ビデオ通話をするには、カメラが必要です。
スマホでは内蔵されている物を使いますが、PC版の場合、「Webカメラ」と言われるものを使います。
これは、パソコンに繋げて使うカメラのことです。
カメラ自体にはWeb(ネット)につなげなくても使えるのですが、ビデオ通話や生放送配信などによく使われるので、Webカメラと呼ばれています。
さて、Webカメラの準備ですが、お使いのPCがノートパソコンやタブレットPCの場合、カメラが内蔵されていることも多くなっています。
まずは、内蔵されていないかチェックしましょう。
チェックする方法を説明します。
LINEのPC版にログインしたら、左上の小さな歯車のようなボタンを押します。
そして出てきた選択肢から「設定」を選びます。
そうすると、各種設定を行う画面が出ますので、左側「通話」を選ぶと、マイク・スピーカー等の項目の下に、「カメラ」という項目があります。
使えるカメラがあれば、ここに表示されます。
タブレットPC等では、カメラが本体の表と裏と2つ付いている場合があります。
このときは、カメラの項目をクリックすると幾つかのカメラが表示されますので、使いたいものを選んで下さい。
また、デスクトップPCなどで、Webカメラがない場合、買ってくることが必要です。
家電量販店の、カメラ売り場にある「デジタルカメラ」ではなく、PCの周辺機器売り場にあります。
ネット通販で検索するときも、「Webカメラ」で検索しましょう。
ほとんど全てのWebカメラはUSB接続の仕様になっており、最近はかなり多くの製品が、USBケーブルを差し込むだけで、使えるようになります。
また、安いものでは1000円程度からありますし、高機能のものは1万円を超えるものもあります。
最近では、大画面のテレビに写しても綺麗に見えるハイビジョンの物もありますが、LINE通話では、そこまで高画質のものでなくても大丈夫でしょう。
また、「オートフォーカス」といって、画面のピントを自動で合わせてくれる機能があります。
これを搭載しているものは多少高価ですが、綺麗に映ります。
Webカメラを買ってきて、PCと接続すると(詳しくはカメラの説明書をお読みください)、LINEのPC版の、前述の設定画面の「カメラ」の項目に、買ってきたカメラが表示されます。
あとは、通話したい相手を選んで、音声通話をするときのボタンの横にある、ビデオ通話のボタンを押せば、ビデオ通話が始まります。
WebカメラとPC版LINEを使って、快適なビデオ通話を楽しみましょう。