格安SIMでLINEを使用する場合


現在その利用者を増やしている格安simですが、この格安simでLINEを使用することは出来るのでしょうか。

基本的に格安simの場合でも、LINEアプリは利用可能となりますし、3大キャリアの回線網を利用しているため外でのLINE利用も出来ます。

そのため基本的には格安simに乗換えをした場合でも大きな問題は起きないと言えますが、唯一ID検索のみが格安simでは出来なくなってしまいます。

LINEのID検索は電話番号を知らない知人などでもIDを検索することで友達リストに追加できる機能ですが、このID検索を使用するためには必ず年齢認証を行う必要があります。

しかしこの年齢認証が可能なのは今現在ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアのみ認証が可能となっており、格安simを提供しているMVNOは全て対象外となっています。

その為大手キャリアから格安simに乗換えをした場合や、格安simと格安スマホを組み合わせて使用する場合には、どうやっても年齢認証を行うことが出来なくなります。

今のところ格安simで年齢認証を行えるようになるという話もありませんので、格安simを使用する場合にはID検索の利用はあきらめるしかありません。

次に格安simにはデータ専用simと音声通話付simというものがあり、音声通話付simの場合はSMSが標準で付いている場合がおおいのですが、データsimに関してはSMS付きのものとSMSが付いていないものがあります。

この場合、LINEの登録時に必要なSMS認証が利用できなくなるため、LINEの登録が出来ない場合があります。

音声通話が付いていれば電話認証でも登録できるのですが、データsimの場合は色々と制約がありますので、格安simを利用する際にはSMSが利用できるかどうかを必ず確認する必要があるでしょう。

もしSMSも電話認証を出来ない場合には、Facebookの連携を行いID登録をしておくことで格安simでも認証が可能になるので、事前にFacebookとLINEの連携を行っておくことも必要になるのではないでしょうか。

それと格安simの場合、利用料金は安いけれど通信速度が非常に遅いというsimも存在しており、その場合にはLINEの利用も大手キャリアのsimと比べると通信が遅くて使いづらいということも考えられますので、その点にも注意が必要となるでしょう。

一見利用料金が安くて人気の格安simではありますが、今まで通りのLINEの使い方が出来るとは限りませんし、引継ぎの際のメールアドレスをキャリアのメールアドレスにしていた場合には、格安simにすることで引き継ぎにも支障をきたす場合もあるのでそこも注意すべきポイントとなります。

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