LINEのPC版をネットカフェで使うことはできるのか?


LINEのPCは、スマホには無い様々な利点がありますが、当然ながら、PC(パソコン)が無いと使えません。

PCを持っていない方がどうしてもPCを使いたい場合、ネットカフェ・マンガ喫茶に備え付けてあるPCを使う場合があります。

では、LINEのPC版をネットカフェやマンガ喫茶で使うことは出来るのでしょうか。

今回はこれについてご説明します。

結論から言うと、出来る場合と出来ない場合がありますが、基本的には、おすすめできません。

詳しくは順を追ってご説明します。

まず、出来る場合と出来ない場合、ですが、これは、ネットカフェ・マンガ喫茶のPC利用のルールや設定によります。

PC版LINEを使うためには、LINEの会社のホームページからソフト(アプリ)をダウンロードして、インストールしなければなりません。

しかし、店によって備付けのPCで「ソフトのダウンロード」や「インストール」が禁止されていたり、そもそも、出来ないように設定されている場合があります。

これらの場合は、PC版LINEを使うことが出来ません。

もし、利用が出来る場合は、「LINE PC版」などで検索すると、公式ホームページのダウンロードページに行くことが出来ますので、そこからダウンロードし、インストールして下さい。

また、使うことが出来たとしても、残念ながら、積極的にはおすすめできません。

個人情報保護のためです。

LINEのPC版をネットカフェで使うためには、ログインが必要ですが、その際、メールアドレスとパスワードを入力することになります。

あるいは、QRコードで認証(スマホが必要です)ができれば、それらは入力しなくても良いですが、それにしても、一旦ログインをしなければならない点は変わりません。

自分のPCならば、他人に触らせないため、あまり問題にならないのですが、ネットカフェのPCの場合、他の利用客の方が同じPCを使うことになります。

もし、入力した個人情報等のデータが残ってしまっていた場合、他人にもれてしまうおそれが、無いとは言いづらい状況です。

念のため、使い終わったら確実にログアウトして、PC版LINEをアンインストールしておくと、安全性が高まると思います。

ネットカフェ側も、利用者の個人情報を保護するために対策は講じている場合もあります。

例えば、「1人のお客の利用が終わるごとに、PCの内部データを初期設定に戻す」というような処理をしている店もあります。

ですので、ネットカフェ=危険、というわけではなく、ネットカフェ各社も、この点には気を使っているようです。

しかしながら全てのネットカフェが徹底しているとは限りませんし、この点も、店によって違うと思われます。

また、対策が取られていたとしても、それでもなお個人情報漏洩が心配だ、という方の場合は、ネットカフェでの利用が終わってネットカフェを出たら、すぐにLINEの登録パスワードを変えてしまうと、安全性が高まると思います。

ネットカフェ各社も対策は取っているようですが、自己防衛に気をつけてご利用下さい。

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