LINEのPC版でウィルスに感染する可能性?対策方法は?


「LINEウィルス」というものが出回っている、という話があります。

その実態は様々なようですが、基本的には、LINEで知らないうちに、いわゆる「コンピュータウィルス」に感染させられてしまう可能性は(現在のところ)無いようです。

ただし「LINEウィルス」そのものは無いとしても、PC版のLINEについては、少し気をつけたほうが良いポイントがあります。

今回はPC版LINEのウイルス対策について、ご説明します。

まず、LINEのPC版は自分でソフトをダウンロードしてきてインストールするわけですが、この際に必ずLINEの公式ホームページで配布されているものをダウンロードするようにして下さい。

実例があるかは不明ですが、非公式なページからダウンロードする場合、バージョンが古くて正常に動作しなかったり、何か悪意のあるウィルス等が紛れ込んでいる可能性もあります。

またPC版のLINEでは、その利点として、簡単にファイルを添付してやり取りできる、という点があります。

ワード、エクセル等、様々なファイルを送受信できるのは非常に便利なのですが、逆に、それらの添付ファイルにウイルスが紛れ込んでいる場合の防衛を考える必要も出てきます。

これは、LINEに限った問題ではなく、電子メールなど、ファイルを送りあう場合にはいつも気をつけなければならない問題です。

少し前にも、役所でメールに添付されたファイルを不用心に開いてしまったため、個人情報が流出するウィルスに感染してしまったという話がありました。

Eメールで添付ファイルに気をつけるのと同じように、LINEでも添付ファイルには注意が必要なのです。

ですから、「LINEウィルス」というLINE特有のウィルスがあるのではなく、色々な方法でやってくるウィルスの感染経路にLINEが使われる可能性がある、ということです。

防衛する方法としては、まず第一に、ウイルス対策ソフト(アンチウイルスソフト)をPCにインストールしておきましょう。

そして、LINE等で送られてきたファイルを開く前に、それらのソフトを使ってウイルスチェックをかけるようにしましょう。

多くの場合、ダウンロードしたファイルを、いきなり開くのではなく、まずPCに保存したら、保存されたフォルダを開き、そのファイルを右クリックすると、ウイルスチェックする項目があります。

自動でチェックしてくれるアンチウィルスソフトもありますので、機能や設定をチェックしましょう。

また、ファイルの中でも特に、画像や音楽・動画などではなく、ファイル名の末尾が「.exe」となっているものは、開くとプログラムが起動することが多いです。

もしウィルスであるプログラムである場合、このようなファイルを不用意に開いてしまうと、感染してしまう恐れがあります。

また、前述のように「.exe」で終わるものはプログラムである場合が多いので、「写真を送ります」などと言われても、ファイル名を見れば、写真では無さそうなことが分かります。

このように、ファイル名をよく見て用心すること、どんなファイルもいきなり開かないように気をつけること等の注意が必要です。

LINEのPC版を使う場合に、それ特有のウィルス対策というのはあまりありません。

他のソフトでファイルをダウンロードする時と同じように、基本的な防衛策をしっかりとっておくことが大切です。

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